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地域資源の価値は地元の人のほうが気づいていないという話。

   

マーケティング系の方のブログは勉強になることが多いのでチェックしている。その中でもこの方のブログはハッキリした物言いで賛否両論あるかもしれないが自分は結構好き。

今回更新された内容が自分も常々思ってたことなので大いに共感。それは観光に関する地域活性化の考え方。

地方活性化のための根本的な考え方を素人ですが私が論じてみます

1 数日単位ではなく、少なくとも数ヶ月単位で集客できる
2 アピールできる「オリジナル商品」
3 首長自身が「なりふり構わず」営業
4 街全体のレベルの統一

もうこれだと思う。

元々どの地域も単発的なイベントでの集客に終始してしまって、継続性がないんではないかと思ってた。各自治体のゆるキャラなど、右へならえのコンテンツなどハッキリ言ってもう飽きた。

その地域にしかないコンテンツってのは一長一短にできるものではないし、そもそも当事者には気づきにくい。自分のことを第三者視点で評価できないようにね。

結局、地元の人にとっては当たり前のように存在し、愛されてる場所やお店が「資源」になるのに気づかないのだ。ただ、それをそのままアピールしたって意味が無い。資源とは「いかに活かすか」というものだがら。

 

生まれ育った自分の地元を例に出す

ちなみに自分の出身地は愛知県の小牧市というところ。主要高速道路がすべて交わる要所として、物流拠点や大手企業の工場も多く発展してきた街だ。産業面ではハードが揃っているので恵まれている方だと思う。

ではソフト面。ちなみに小牧市の名産品としてアピールしているのは、その発祥の地としての「名古屋コーチン」。今ではかなり浸透してきたけど、子供の頃はそんな事実を全然知らなかった。その当時「小牧市の名産品は?」と質問されても、絶対に名古屋コーチンとは答えられなかっただろう。そういう教育受けてなかったからね。

「発祥の地」というのはそれだけで大きなアドバンテージなのに、そもそもネーミングに「名古屋」と入っている時点で痛い。街全体で統一して昔から取り組んでいたら「小牧コーチン」としてそのブランドが浸透したかもしれないし、全国レベルの有名店だって地元に芽生えたかもしれない。いま思えば相当勿体無いのだ。

早くからその「資源」の重要性に気づいて街全体で取り組んでいれば、違った局面を見れていたかもしれない例だね。

 

るはもとがオススメする観光資源

ちなみに生まれ育った小牧市という街は、けっこう独自のコンテンツが多い。地元民にとっては小牧山がいちばん愛されているが、それ以外にも面白い観光資源がけっこうある。

特にオススメなのが男性のシンボルを祀ることで有名な田縣神社。世の男性諸君、彼女できたら一緒に連れて田縣神社に来るがよい。来てからのお楽しみだが、とくに売店の品揃えなんて他では絶対買えないぞ。恥ずかしくて(笑)

ふと思ったんだけど、田縣神社の由来や歴史・祭りなどを紹介するより、「恥ずかしすぎる神社の売店」みたいなコピーでソーシャルメディアで紹介したら、もっと集客できるような気がするんだよなぁ。

とりあえず、日本中見渡してみても他にはない神社なのでオススメです。

田縣神社 http://www.tagatajinja.com/

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