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Facebookをやる人とやらない人では、どんな変化がおこっているのか(ビジネス篇)

   

今やSNS全盛時代。FacebookやTwitterを積極的にやらない人でもアカウントだけは登録しているケースも多いはず。特にFacebookは昔の同級生や友人と再び繋がることができたり、別れた恋人は今どうしているのだろうと気にしてみたり(笑)

コミュニケーションツールとしてビジネス上でも欠かせなくなってきたFacebook。そんな時代においても積極的に更新する人と、見るだけのために登録している人とで大きく別れる(登録すらしていないケースは除きます)。

このFacebookをやる人とやらない人ではビジネスにおいてどのような違いや変化が生まれているか、自分なりの解釈で分析してみた。やる人とやらない人(登録だけして見てる人)を大雑把に分けるとこのようになる。

Facebookをやる人 = 情報を発信する人
Facebookをやらない人 = 情報を受信する人

この情報を発信する人と受信する人の立ち位置は、マーケティングに置き換えてみるとすごく分かりやすい。情報を発信するというのはマーケティングの4Pでいうプロモーション(Promotion)にあたる。

マーケティングの4Pとは

製品(Product)
価格(Price)
流通(Place)
プロモーション(Promotion)

企業が自社の商品やサービスを消費者に知らせるにはプロモーションは必須。このプロモーションにも4つの構成要素があって、その中の1つである広報効果がFacebookをやる人には生まれている。

企業の広報は消費者との関係性でいえば最終的に双方の利益でつながっているが、Facebookは個の関係性でつながっている部分に大きな違いがある。ゆえにその違いを理解している人は、Facebookで情報を発信し続ける効果を実感しているはずである。

というのもFacebookをやる人=情報を発信する人というのは、共感を得られたり役に立つ情報を更新し続けることでそれ以上のリターンを得ていることが多いのだ。

それは実際に仕事につながったり、なかなか表には出てこない有益な情報を得たり、よりコミュニケーションが深まるといったリターンだ。またFacebookを含めたSNSは情報の拡散効果があり、マスコミ等の媒体に取り上げられることすらある。そうなれば広報効果絶大。それに広報は広告やセールスプロモーションと違ってお金もかからない。

その逆にFacebookをやらない人は、広報でいう情報媒体の視聴者や購読者側になるので、上記のような大きなリターンはあまり望めない。

 

結論

というわけで、経営者や個人事業主の方は積極的にFacebookを活用したほうが良い。というか無料でプロモーションできるんだからやらない理由はない。ただし、ひとつだけ注意点がある。

プロモーション=宣伝という意識が大きく働き過ぎて、売り込み色が強くなると逆効果。Facebookはあくまで個の関係性でつながっているんだから、その人たちの顔を実際に思い出して、役に立つこととか、個人の考え方とか、嬉しかったことを伝えるべき。

人はモノに興味があるのではなく、コトに興味があるんだから。

 - Facebook, マーケティング