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商売でWEBサイトを活用しているのならアクセス解析は必須という話

   

最近、クライアントの集客のお手伝いでWEBも関わるようになってきた。経歴的に紙媒体をメインにしてきたのでぶっちゃけWEBの実績が圧倒的に少ない。

実績が少ないにもかかわらずクライアントに「これはこうしたほうが良い」なんて言ってもまったく説得力に欠けるわけで、それはもうインプットとアウトプットの連続で自らを向上させるしかない。

そのインプットのひとつにこのブログ運用がある。ブログを始めたキッカケは情報発信もあるけど、それ以上にWEBの内部構造を理解すること。

だから実際に自分でWordPressをインストールして、いろいろ触ってみることで得た経験はけっこう大きい(更新が少ないのが反省材料・・・)。

 

紙媒体の販促物では得られない情報の宝庫がWEB

これまでDMやチラシ、FAXDMといった紙媒体でのダイレクトマーケティングばかりやってきたので、元々検証や分析好きな自分にとってWEBサイトのアクセス解析はヨダレが出そうな情報の宝庫。

というのも自分の専門分野であったDMやチラシの効果測定なんて、ぶっちゃけ問い合わせの反応率か顧客獲得コストくらいしか計測できない。

地域別・時間帯別の開封率だったり、開封はされたけど中身もよく見られずにゴミ箱行きまで何分かかったか?、といった詳細な内容を計測することはDMやチラシでは無理。でも、WEBサイトではそれができてしまう。

 

そもそもアクセス解析ってなんだ?

マーケティングはいろんな仮説を立てるわけだど、その仮説を精度の高いものにするにはリサーチが必要。

それは市場や競合分析であったり顧客アンケートだったりするが、すでにWEBサイトを持っている会社であればそのWEBサイトに限定した情報が数値で手に入る。それがアクセス解析という手段。

アクセス解析とは、そのWEBサイトを見た人がどのような行動をしているのか数値で分かってしまうツール。まれにアクセス解析すら入れていないWEBサイトもあるので、WEB制作会社の方にでも聞いて今すぐ入れてもらって下さい。

 

アクセス解析で一体何が分かるのか?

アクセス解析ツールはそのWEBサイトを見た人の細かな情報を1年365日24時間、数値として拾っている。代表的なものだと以下のことが分かる。

  • なにがきっかけでそのWEBサイトに訪問してくれたのか?
  • どのページがいちばん閲覧されているのか?
  • どの地域から何人の方がそのWEBサイトに訪問してくれたのか?

ちなみにこのブログでいちばんアクセスしてくる検索キーワードは「空き家 ビジネスモデル」。Googleの検索順位でも1位なので、空き家活用に興味のある層からのアクセスが多いのだろう。

仮に自分が空き家再生ビジネスをやっていたら、この層からの問い合わせを獲得できてしまうな(笑)

あと、地域別のアクセスでいうと全体で見れば関東圏からのユーザーがいちばん多い。ちなみにB2Bサービスの会社のアクセス傾向もこのパターンが多いはずだ。その理由は単純に会社の数と人口比率が関東に集中してるから。

ただ市区町村別にも計測できてこのブログに関して言えば、名古屋からのアクセスが2位。これは単純に交友関係が名古屋に多いから。面識ある方からのアクセスを獲得しているのが容易に想像できる。

こんな更新頻度の低いブログを見てくれていつもありがとうございますm(_ _)m

 

最後に

このようにアクセス解析から様々な情報が得られるので、仮にあなたが会社の経営者で、自社のWEBサイトのアクセス傾向をまったく把握していないのならば、今すぐちょっと詳しい人に聞いてみてください。

例えばキーワード検索で会社名や代表電話番号からアクセスしてくる人が一定数いる。これは名刺交換等をきっかけに初めてあなたの会社を知り、もっとも詳しく知りたいと思った相手方の行動に多い。

あとはまだ見ぬ潜在顧客の悩みであったり、なんのサービスに顧客が興味を示しているのかを知ることができるのだから、それを放置はマズいですよ~

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